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手軽なトマトソース:きしの
トマトソースを作って冷凍しとくと、今日は何を作ろうかなと思った時にいいよ。
バスクでは、イギリス伝統品種のスペックドロマンというトマトを有機農家さんに栽培してもらい、追熟・完熟させたものを皮ごと煮る北イタリアレシピで作りますがこれは、ちょっと家では大変。。
そこで、有機トマト(サンマルツァーノ種)のトマト缶を使い簡単に作っちゃいます。
これが驚くほど美味しいの。
酸味はなく、芳醇でコクがあり自然の甘さを感じますよ。
作り方。
材料は、オリーブオイルと玉ねぎ大玉x1、ホール缶x2 だけ。たくさん作るならこれを2倍、3倍の量に。
ホール缶はバスクでモンテベッロ社のものを買って。
オリーブオイルは、業務スーパーでオーガニックを買ってください。オーガニックがなければコールドエクストラクト(Cold Extract)とか書いてあるやつ。市販のものは、凝固剤入れて濾過するのでオリーブの品質も悪く、凝固剤残留してるかも。。しれないので圧搾絞り=コールドエクストラクト、コールドプレスって方式で濾過されたものが風味もミネラルも俄然、良い。
玉ねぎは、4分の1カット。みじん切りにしても良いのですが、トマトの赤い色が玉ねぎの成分で薄くなっていきます。やっぱり真っ赤なトマトソース!を作るならなるべく玉ねぎカットしないこと。
鍋に数ミリ溜まるくらいたっぷりのオリーブオイルを入れて、玉ねぎを炒めます。
焦がさないように、木べらで混ぜながら、頑張って20分。
10分くらいでも良いですが、コクのある甘いトマトソースに仕上げるなら最低、20分。
鍋底に焦げがついてしまったら木べらで、こそげると綺麗に取れていきますから、放置しないように炒めます。
ここ一番大事。
玉ねぎも、有機玉ねぎなら香りが違います。炒めてるとよくわかる。
炒まったら、トマト缶投入。全部入れます。
20分ほどコトコト煮て完成。
ざるに上げて玉ねぎを木べらで裏ごしすると、完璧なトマトソースになります。
面倒なら、玉ねぎはやわらくなってるので適当に木べらで潰すくらいで良い。
トマトソースは、パスタや、メイン食材に添えたり、煮物につかうので玉ねぎの塊があっても、最終的には問題ない。
冷凍する時は、ダブルチャックの冷凍用バッグに小分けすると良いです。
一年、冷凍庫で寝かせると。。熟成してもっとまろやかになります。
トマトには素晴らしいミネラルがいっぱい。
ソースとしていろんな料理をグレードアップさせる。
ひとサジの味見で、うーん!と唸りたくなるトマトソースを作って!
トマトソースにガーリックや、海塩を入れても良いですが、これらは調理する時に加えた方が良い。冷凍保存するなら必要ありませんよ。